日本共産党 岐阜県委員会です

新着情報

 東海ブロック一斉宣伝 岐阜

 日本共産党岐阜市委員会は19日、名鉄岐阜駅前でブロック宣伝に取り組み、「しんぶん赤旗」日曜版の見本紙を通行人に配付し、堀田信夫市議と山越とおる衆院選岐阜1区がマイクを持ち訴えました。

 堀田氏は「自公政権は口では恒久平和を言いながら裏で戦争の準備をしています。自民党総裁選挙で看板を変えてもこの政治は変わらない。二度と戦争を繰り返さない政治をつくり出すため、来る総選挙ではきっぱりと自公政権への審判を下そう」と日本共産党への支援を訴えました。

 山越氏は「国民には物価高と増税で負担を押し付ける一方で、組織的に裏金つくりをしていた自民党に国民が怒るのは当然です」「軍事費を大幅に増やし、戦争準備を着々と進める政府を許すことはできません。いのち、くらし、平和を何よりも大切にする日本共産党を大きくし、希望をもって生きられる新しい政治を一緒につくっていきましょう」と訴えました。

 ポスターに注目していた通行人が「女性の委員長に変わったんだね」と話しかけ見本紙を受け取りました。

 その他にも、三尾圭司衆院選岐阜2区が、大垣市、神戸町、池田町、揖斐川町、大野町で訴えると共に、山県市、関市、恵那市、中津川市、土岐市でもブロック宣伝が取り組まれました。

名鉄岐阜駅前で訴える(左から)山越氏と堀田氏=19日、岐阜市
街頭で訴える三尾氏(左から2人目) = 19日、岐阜県池田町
プラスターを掲げて宣伝する参加者=19日、岐阜県中津川市

ぎふ 平和美術展を開催

 岐阜市のメディアコスモスで8月13日から54回目の「ぎふ平和美術展」が開催されています。市内外から81人が絵画、写真、書、立体などの116作品を出品しています。最終日の18日午後には、鑑賞者と出品者の集いが開催されます。実行委員会主催。

 舞台芸術の仕事をしていた望月明さん(65)は退職の少し前に絵を始め、退職後はずっと母の介護を続けています。「絵を描くことができてよかった。母のための時間と自分の時間とスイッチを切り変えることができ、自身のバランスがとれている」と語りました。

 沖縄の現状を伝えるドキュメンタリー映画のショッキングな場面を短歌で書に表した座馬乙葉さん(77)は「書に何を書くか、考えるのが大切な時間となっています」「他の人の表現を見ると触発されますね」と語りました。

 毎年鑑賞に来ているという近くに住む女性は「誰もが何を描いてもいい。絵を描くことが平和につながっているのかな」とゆっくり見ていました。

「下から見ると笑顔」と作品をのぞき込む鑑賞者=8月13日、岐阜市

岐阜・垂井町 「今年で40回目に」

 広島に原爆が投下されて79年の8月6日午前8時15分、岐阜県垂井町では「平和の鐘をひびかせる垂井の会」の呼びかけでいくつかの寺院で平和の鐘を鳴らしました。

 清蔵寺(せいぞうじ)には5人が集まってラジオから流れる平和祈念式典の進行に合わせて鐘をつきました。日本共産党の小宅宏町議が参加しました。

 住職(83)の女性は「清蔵寺のお寺の釣り鐘は戦争で供出され、その後貧しくてずっとなかったが、1982年にやっと造ることができました」「当時住職だった夫(故人)から『核兵器廃絶の文字を鐘に入れたいと思うがどうか』と聞かれ、私は『いいじゃない』と賛成しましたが地域の方の賛同が得られず実現はしませんでした」「その思いで6、9、15日に「『平和の鐘つき』を始めて、今年で40回になります」と鐘を響かせました。

 参加した女性は「平和への思いでずっと参加している。広島出身の首相に変化を期待したが、余計に悪くなってしまった。子どもたちがかわいそうだ」と語りました。

参加者らと平和を願う小宅氏(右端)=8月6日、岐阜県垂井町

岐阜・可児夏祭り 市民が市に要望

 岐阜県可児市で8月10、11日に予定されている「可児夏まつり2024」に自衛隊の参加はふさわしくないと、市民らが8月5日、冨田成輝市長に対して自衛隊参加中止を要望しました。要望したのは可児・御嵩平和委員会、原水爆禁止可児・御嵩協議会、新日本婦人の会(新婦人)可児支部の代表者らです。日本共産党の伊藤健二、冨田牧子両市議が同席しました。

 夏まつりは、「まつり実行委員会」が主催する盆踊りや噴き上げ花火、子ども向けイベントなどで賑わう市の一大イベントです。 

 市が発行する「広報かに」8月号に、まつりのイベントの一つとして「自衛隊がやってくる!自衛隊と写真撮影をしよう。南極の氷もさわれるよ」と紹介されました。

 参加者は「専守防衛と言っていた自衛隊は今大きく変貌している」「自衛隊は命を懸けて命令に従うことが要求される」として、「まつりを利用して小さい子どもたちに自衛隊を刷り込むことには反対だ」と訴えました。

 冨田市議は「防衛副大臣が南極の氷を配って問題となった件と重なり、広報を見た市民から『この氷は大丈夫なのか』という心配の声が寄せられました」と語りました。

 対応した経済交流部長は「市長に報告します」と話しました。

自衛隊の参加を伝える「広報 かに」NO919号

岐阜市長の訪問を考える 市民ら集会

 岐阜市で8月3日、「岐阜市長のイスラエル訪問を考えよう!」と呼びかける集会が行われ約90人が参加しました。繰り返される市長のイスラエル支持発言に抗議している市民らでつくる「岐阜市長のイスラエル訪問を考える会」が主催しました。

 柴橋正直市長は「オリーブの会」(クリスチャンの政治家団体)代表として、5月下旬私費でパレスチナ自治区・ガザへの無差別攻撃を続けるイスラエルを訪問しました。記者会見や市議会で同国を擁護する発言を繰り返してきました。

 集会では、日本キリスト教会書記長老林守男さんが「個人の思想信条は尊重されるべきだが、市長としてわきまえるべき」「戦前の過ちを考えると政教分離の原則に反する危険性を感じる」と問題提起しました。市内に住むイスラム教徒や市議会議員、弁護士が意見を述べました。岡本浩明弁護士は、「『オリーブの会』は政治家団体であり、現地で岐阜市長と紹介されている点から公的行為とみなされる」「国連が国際法違反だと勧告しているイスラエルを支持している」ということから「市長として公平性に欠ける」とし、そのうえ「公務員としての憲法擁護義務にも反する」と述べました。

 市長の謝罪と発言撤回を求める要望書を満場の拍手で採択。代表者ら8月月5日、市役所を訪れて要望書を提出し、「市民に対して何らかの対応をするべきだ」と求めました。

市長への要望を読み上げて確認する参加者ら = 3日、岐阜市

© 2014 - 2024 日本共産党岐阜県委員会