「みどり病院」新築祝う!!

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岐阜市で式典行われる

岐阜市内で新築移転するみどり病院(医療法人 勤労者医療協会)の完成式典が13日、内覧会が14日開かれ病院関係者や地域住民らが参加し祝福しました。内覧会には1000人を超える参加がありました。

 現施設の老朽化や療養環境を改善するために現施設の100メートルに新築された新病院は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ6500平方㍍。現病院と同じ99床で、現在別棟の透析センターも入り一棟となります。地球環境にやさしい病院として県内医療施設では初めて「ZEB Ready(ゼブ レディ=一次エネルギー消費量の50%以上削減を実現している建物)」認証を受けています。

 松井一樹理事長は「私たちは『ケアとケアの倫理』を学び実践すること、地域のみなさんと共に社会保障、平和の運動を進めることが、スローガン『地域にひらかれた、みんなにやさしい病院』を実現することだと信じています。今後も『無差別・平等』の医療、介護を貫き、差額ベッド料の徴収をしない、無料定額診療制度の活用をしていくことを継続していきます」とあいさつしました。

 新病院には、来院された方に和んでもらえるよう「ホスピタルアート」としてタイルアートが玄関の壁に展示されています。2023年3月にデザインを募集し、子どもから高齢者の方まで幅広い年齢層から74名、95作品の応募がありました。

 内覧に訪れた女性らは「ゆったりとしている」「プライバシーに配慮された造りになっている」と笑顔で感想を語りました。

新病院の完成を祝いテープカットをする関係者 = 13日、岐阜市
 タイルアートを見学する参加者 = 14日、岐阜市

 

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