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 23日投開票された岐阜県各務原(かかみがはら)市議選(定数24、立候補29人)は、現有2議席継承をめざした新人の波多野優子(はたの ゆうこ)氏(46)17位(1641票)、城戸隆志(キドたかし)氏(44)20位(1504票)で当選し、2議席を獲得、議席を引き継ぎました。

 投票率は40・79%と前回を5・97㌽下げました。得票数は3145票で前回比295票減らしましたが、得票率は6・6㌽と0・4㌽増やしました。

 当選の報を受けて波多野氏は「必ず議席存続をという皆さんの支えがあって当選ができました」、城戸氏は「選挙中に聞いたたくさんの声を議会に届けていきます」と決意を述べました。

 市議団の世代継承に向けて地区、支部では投票日前日まで全力を挙げて対話支持拡大に奮闘し、新人候補2人を支えました。

当選の報に喜ぶ波多野氏(左から5人目)ら=23日、各務原市
当選の報に喜ぶ城戸氏(前列右から4人目)ら=23日、各務原市

岐阜・各務原市議会議員選挙 ╱ 16日告示 23日投票

 2月16日告示(23日投票)の岐阜県各務原(かかみがはら)市議選(定数24)で日本共産党は現職2人が勇退し、新人のキドたかし(44)、はたのゆうこ(46)の両氏が現有議席2議席確保をめざします。

 現職16、元職1、新人12の29人が立候補を予定し、多数激戦の様相です。

 各務原市議団は市立特別支援学校の開校、小中学校の体育館にエアコン設置など、市民の声を議会に届けいくつも実現してきました。水源地から有機フッ素化合物(PFAS)が高濃度で検出された件について、原因追及や住民の健康調査などに消極的な市の責任を追及しています。

 両氏は選挙公約に▽3つ(学校給食費、教材費などの隠れ教育費、国保料子どもの均等割)のゼロで子育て支援▽補聴器購入助成など高齢者の生活を応援▽PFAS汚染水を飲ませない▽消費税5%減税、インボイス中止など中小事業者支援―をかかげ、「財政調整基金などで財源はあります。新総合体育館建設事業など不要不急の大型公共事業より誰もが安心できるくらしを支える市政に」と訴えています。

 支部と後援会は、市民の声を議会に届け、戦争の準備は許さないと訴え続けてきた波多野こうめ、永冶明子両市議の議席を必ず引き継ごうと支持拡大に全力をあげています。

キド たかし氏(44歳)= 新
はたの ゆうこ氏(46歳)=新

憲法9条を守り生かす役割果たす

 日本国憲法9条の碑の建立が各地に広がるなか、岐阜市のみどり病院の玄関前に、県下2つ目となる「9条の碑」が完成し、その除幕式がありました。

 地域の9条会や岐阜民医連などでつくる「建立する会」のメンバーら60人が見守るなか、幕が引かれ会場は会場は拍手包まれました。

 徐幕式のスピーチで、岐阜・九条の会吉田千秋さんは、「憲法9条は今も生きています。生きているからこそ9条を根絶やししたい人たちがうごめいています。憲法改悪を許さない決意としてここ岐阜県に、命を守る病院の前に9条の碑が建立されたことはわたしたちにとって励みになります。今後、9条を守り生かす運動の最先端の役割を果たすと思います」と述べました。

みどり病院玄関前に建立された「9条の碑」 11月3日 = 岐阜市

小選挙区(1区・2区)の得票・得票率

しんぶん赤旗と党の論戦の果たした役割に確信を

 10月27日投開票の第50回総選挙では、自民党裏金議員や現職の閣僚、公明党党首らが落選し、自民、公明両党が19年ぶりに過半数を割る大敗。自民党政治への国民の厳しい審判が下されました。

 自民党派閥の裏金づくりを暴露し、選挙終盤に裏金非公認候補への2000万円支給をスクープした「しんぶん赤旗」と日本共産党の論戦が、この情勢を生み出す大きな原動力になりました。

 日本共産党(公示前10議席)は比例で7議席、小選挙区で1議席(沖縄1区)、合わせて8議席と悔しい議席後退となりました。東海ブロック(定数21)では、本村伸子氏の議席を守りました。

 田村智子委員長は28日の記者会見で「国民のみなさんが自民党政治に代わる新たな政治を模索し探求する前向きなプロセスが始まった」として、各分野で国民の運動の発展、要求の実現に全力を尽くすと述べました。

 岐阜県の日本共産党は、比例で4万4210票(得票率5・09%)を獲得しました。前回参院選挙比では、5401票減(同0・69㌽減)。21年衆院選比では、1万4041票減(同1・14減)でした。

 小選挙区では、自共対決となった1区山越徹氏が4万8325票(得票率32・53%)、2区三尾圭司氏が3万3634票(同22・84%)と躍進しましたがいずれも及びませんでした。

 28日、岐阜駅前で1区候補として奮闘した山越徹日本共産党岐阜市委員長が総選挙の結果報告の街宣を行いました。山越氏は「みなさんから寄せられた票は、自民党の金権腐敗政治に対する大きな怒りと憲法をいかし平和と暮らしをまもる政治を求める市民の声だと実感しています。ご支持、ご支援していただいた皆さんに感謝を申し上げると共に、引き続き掲げた公約の実現に全力で頑張る決意です」と訴えました。

 2区候補の三尾圭司西濃地区副委員長は大垣駅北口で「平和や暮らしへの願いを託した多くの票を議席に結びつけることができませんでした」とおわびしたうえで「共産党の訴えが自民、公明の議席を過半数割れに追い込みました」「今後も命と暮らしを守る社会を確立していくため、言うことは言うという姿勢で活動していきます」と決意を語りました。

政策を訴える本村氏(左から4人目)と山越氏(左から2人目)、10月25日 = 岐阜市
街頭で訴えるすやま初美愛知県副委員長(左から2人目)と三尾氏(左)、10月21日 = 海津市


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