来年度県予算170項目について交渉

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 日本共産党県委員会は20日、県庁で来年度予算に関する要望書(170項目)をもとに県当局と交渉しました。本村伸子衆院議員、中川裕子県議、地方議員ら約30人が参加しました。

 リニア新幹線工事に関し、現在水枯れと地盤沈下の起きている瑞浪市と車両基地工事が進む中津川市から質問、要望が出されました。

 「長島トンネルの名古屋方工事の先進ボウリング調査はいつ始まるのか」という問いに県担当課は「承知していない」とし、様々な要望に「JR東海に対して環境保全措置等必要な対策が講じられるよう取り組んでいく」と答えるにとどまりました。本村氏は、大湫(おおくて)町の湧水について、行われるはずの先進ボウリングがなされていなかったと指摘し「県が協定を結んで計画を守らせていくことが県民を守ることになる」と説きました。中川氏は「大湫町の対応を踏まえると、モニタリングの結果公表は年間まとめてではなく随時行うべき」と訴えました。

 教育委員会は、公費負担されてきた高等学校のタブレット購入費用の保護者負担への移行について問われ「検討中」と答えましたが、交渉直後に行った定例会議にて保護者負担を決定したことが分かりました。参加者らからは「不誠実な返答だった」と不満の声が聞かれます。

                 本村伸子衆院議員も一日参加

発言する参加者ら

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