反戦・平和の訴え!!

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「赤紙」(旧日本陸軍の召集令状)模したビラを配布

 岐阜県母親大会連絡会は、アジア・太平洋戦争開戦から82年めの8日、岐阜市名鉄岐阜駅前で戦時中の召集令状(赤紙)を配布し、「『新しい戦前』にしないために憲法9条を守ろうと声を上げましょう」と訴えました。

 新日本婦人の会や退職女性教職員の会などの20人が「この紙1枚で戦争に行きました。見てください」「今日は何の日か知っていますか」と通行人に手渡しました。「ありがとう」と受け取る青年や「これで僕ら戦争行くの」と聞く高校生もいました。

 最近、通信制の高校に通い始めたという男子高校生は赤紙に目を通すと「僕も配ります」と配布に加わりました。「僕は直接この紙に関係はないけれど、同じ年代の人がこの紙で戦争に行ったことを思うと何かしたい」と語りました。

 「岸田首相をどう思うか」を聞いたシール投票は、よい1人、分からない1人、やめてほしい4人でした。物価高騰対策として望むこととしては「軍事費増やさないで・軍拡中止」と「学校給食無償化・18歳までの医療費無料化」が各5人(18人中)と最多でした。

「赤紙」を手にシール投票に応える高校生 =8日、岐阜市
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