地域の声 直接行政に

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岐阜 「社保協多治見」が結成総会

 岐阜県多治見市で25日、多治見市社会保障推進協議会(社保協多治見)の結成総会が37

人の参加で行われました。

 2020年2月に市民病院の病床削減問題を機に発足した「多治見の地域医療を考える市民の会」は、2020年2月から「社保協多治見準備会」として活動範囲を介護や保育、高齢者、障害者などの問題に広げて学習会や市長選候補者への公開質問状の提出、市議会への意見書の陳情などの活動を行ってきました。

 会長に承認された熊澤清次さん(自治労連東濃)は「いろんな課題があり迷いながら運動に取り組むことになると思う。みんなで知恵を集めて頑張っていきましょう」とあいさつしました。

 県社保協の河村彰英事務局長は、自治体キャラバンのアンケート結果を示して今年度の施策拡充の特徴を基調報告し、「岐阜県では、地域社保協ごとに事前学習会を行い、要望書を提出して市と懇談を行っている。地域の声を直接届けてこそ行政は聞く耳をもつ」と語りました。

 ポプラ在宅クリニックの加藤譲司院長が在宅医療の制度や利用の仕方、市内における在宅医療の現状について講演しました。

 参加者から「自分たちがこれから向かっていく社会に明るい未来があるといいと思った。他力本願ではいけないので、頑張らないと」という感想が聞かれました。

在宅医療の現状をの話しをする加藤氏 = 25日、岐阜県多治見市
加藤氏(右から2人目)の後援を聞く参加者 = 25日、岐阜県多治見市
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