学生食料支援 学生ら吐露

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生活費が高くなって大変! 苦しくても言えない。

 岐阜市の岐阜大学近くの会場で26日、34回目の学生食料支援が取り組まれ、猛暑の中、学生ら27人が参加しました。大学が夏休みの中、試験を受ける学生や大会に向けてクラブ活動に取り組む学生らが訪れました。日本民主青年同盟岐阜県委員会が主催。

 テントの机には米、パックご飯、カップ麺、カレールー、パン、じゃがいもやねぎなどの野菜、飲料水、トイレットペーパーや生理用品がたくさん並びました。

 イスラム教徒の留学生は食品の原材料をチェックし、食べられる米やパン、野菜を選んでいました。スタッフから簡単な英語に訳してもらいアンケートにも答えていました。

 アンケートの回答では学費や奨学金の返済を気になることとして挙げた学生が50%でした。今回、初めてスタッフとして民医連からの参加があり、薬学を学ぶ学生は「薬学生奨学金貸与制度」の説明を受けていました。スタッフは「私自身が奨学金を返済中で、学生さんたちの気持ちがよくわかる」と話しました。

食料品を選び、袋に詰める学生ら=26日、岐阜市
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