日本共産党可児市議団
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とみだ牧子
私の歩み

■主な経歴

シルクロードにあこがれて京大東洋史学科へ

■サークル活動と学生運動から教師の道へ

■障害児の母となって

■大江議員のあとをついで

シルクロードにあこがれて
京大東洋史学科へ

私の憧れは、シルクロードを旅することでした。
私が10歳のとき見たテレビドラマ、それは西域の物語で、最後には女主人公が城郭から飛び降りるその場面が心に焼きついて、忘れられませんでした。何というドラマなのか知りたいと、ずっと思っていました。

高校1年生バス旅行高校1年の時に、学校の図書館で何気なくて手にした本こそ、忘れもしないそのテレビドラマの原作でした。井上靖の「敦煌」です。一気に「敦煌」を読みきり、絶対に京都大学の東洋史学科に行って勉強しようと決意しました。
一浪の末に入った大学でしたが、前年の大学紛争のあおりを受け、入学式はあったものの授業が始まりません。仕方なく、大学の構内を歩いていると、学生ユネスコサークルの人から声をかけられました。後をついて、汚い建物の中にあるサークルの部屋(当時はボックスとよんでいた)に入って活動の説明を聞きました。

その時、4〜5人の新入生が説明を聞いていましたが、その中で、一番反応のない私が、即座に「入る」といったので、先輩たちがびっくりしたと言うことを、後から聞きました。私は見かけによらず、決断は早いのです。

ユネスコサークルの仲間とユネスコサークルは、京大近くの牛の宮地域で、子どもたちと一緒に遊んだり勉強したりしていました。今でいえば、学童保育のようなものです。あまり熱心なサークル員でもなかったと思いますが、卒業近くまで続けました。

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