日本共産党可児市議団
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とみだ牧子

とみだ牧子活動レポート

2018年-12月市議会 質問-空き家問題 の解決を

12月議会 一般質問より  とみだ牧子可児市議

【12月議会一般質問より・・・・・とみだ牧子市議】

空家問題の解決を図り、帷子地域の活性化を

問い1、「可児市総合戦略」では、「定住・移住の促進」として「住宅団地の情報発信の支援」を言っているが、具体的にはどのようなことをやっているのか。

【市長公室長】
 平成25年に市ホームぺージに空家・空地に関するサイトを立ち上げて、情報提供を行ってきた。29年度からは「KANISUKI (カニスキ)」サイトを立ち上げ、このサイトに団地自治会のリンクを張り、地域のコミュニティ等を紹介している。

問い2、「空家等対策計画」では、「空き家等の実態、段階に応じて対策を講じる」としているが、今までどのような対策が講じられたか。

【建設部長】
「市空家等対策計画」は、平成29年12月から32年度まで4年間の計画で、この計画期間内に重点的に実施する施策として実態把握と3つの段階に応じた対策を実施している。

 実態把握としては、職員による外観目視による空き家等の個数調査を毎年行っている。
 
 3段階の1つ目として、空き家の発生を抑制するために相続等事前準備に関する内容を取りまとめたチラシを作成し、次年度に固定資産税納税通知書に同封する。

 2つ目の発生した空き家への対策では、今年度から空き家・空き地バンク制度を見直し、登録対象地域を市内全域に広げた。
 また、昭和56年5月以前建築の旧耐震の建物除去に限り、解体費用の助成を20%で上限20万円の助成とした。
 今年度は空家所有者を対象にアンケート調査を行っており、利用意向や問題点、必要としている情報を把握し、これらに対応するパンフレットを作成する。

 3つ目の放置、管理不全となった空き家で、近隣から苦情があった場合には、速やかに現地確認を行い、適正管理を促す文書を送付して、重度化する前の段階から予防・抑制を行う。

問い3、住宅団地を念頭に置いた対策ではどのようなことを考えているのか。

【建設部長】
 住宅団地は、一時期に建てられ、他の地域と比べて65歳以上の高齢化率が高い。
 今後10年から20年後、亡くなられたり、転居によって空き家の増加が予想されるので、空き家の発生を抑制していく啓発が重要である。出前講座の開催により、啓発・周知に努めたい。
 まずは、来年2月に、帷子地区センターで、県と連携して空き家に関する諸問題の講座を開く予定だ。
 
問い4、帷子地区では高齢化率40%を超える団地がいくつかあり、空き家が増加している。市長は帷子地区についてどうお考えか。

【可児市長】
 我が国の人口減少は、不可避で、避けられない段階。
 従って、帷子地区で人口がどんどん増えていくことは無理だが、帷子は公共活動も盛んで、自治会の加入率も高く、花火大会に代表されるような地域の一体感も素晴らしい。
 こういう帷子の良さを次の世代にもしっかりと伝えて、次の世代も住み続けてくれる、そんな街になってほしいと考えている。

 

 

 

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