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バイオマスボイラー増設は「公害」を解決した上で
パルプ工場の悪臭等公害の解決が先です。

2005年秋に名古屋パルプ工場に第二大型ボイラーの増設計画が浮上しました。岐阜県の環境影響評価条例に懸かるほどの大規模なものです。2004年5月に新型バイオマスボイラーが稼動しましたが、土田地区の付近住民からは、事業者と可児市に対し、住民の公害被害の訴えが届けられました。 パルプ工場では、これまでの重油火力ボイラーをやめ、温暖化対策=国策推進の新型バイオマスボイラーに切り替え蒸気発電、動力を得る計画が実施され、04年5月から第一号機が稼動しています。 隣接する地域住民に説明されてきた内容は、環境にやさしい設備であると言うことでしたが、新設新型ボイラー(第一号機)の本格稼動がすすんで、住民に粉塵・騒音など被害を与えています。
この状態で「環境配慮型ボイラー」なのか?
被害の実相・・・・ まず、木くず、粉塵が家の内外を「襲い」、窓が開けられない。振動と騒音に24時間悩まされ、家財のガタガタ音も襲います。西日が午後3時に隠れる日照の阻害や、位置によっては電波障害まで生じている。屋外作業には防塵マスクがいる。飼い犬の飲み水まで粉塵が浮く。雨が降って、黒いスジが車体につく。大気の汚染を示しているようだ。(黒い雨の寸前のようだ。)・・・健康被害の恐れ、生活ができない不安が住民を襲いました。 2006年住民説明会や対策が企業責任で実施されました。 その結果が発表されました。・・「平成19年3月 名古屋パルプ株式会社」名による「環境影響評価書のあらまし」です。 (注:07年4月から、企業合併により大王製紙可児工場となりました。)07年4月3日可児市議会議員に文書の提示がありましたが住民への説明はこれからです、と企業総務課は説明しています。
1.7倍能力の大型ボイラー(第2ボイラー)を南横に増設の計画と・・・・ 今度の第2ボイラーの増設計画は住民にとっては、まさに「寝耳に水」でした。新型ボイラーは、原油高の経済事情の中で、燃料が建築廃材の樹木、木質燃料RPF、カットタイヤ(廃タイヤを切って燃料にしたもの)という、石油に比べ大変安上がりなのです。燃えカスの金属はくず鉄として売り、起こした電気は中電に売電、燃料と生産コストが安くつくのが特徴です。そのうえ、地球温暖化対策で、脱化石燃料化に一役買うので国策の補助金もついて、経営改善の優等生でもあると言われています。 今度の第2ボイラーの設置計画は、経営改善と生産能力の拡大とみられます。突然の動力、熱源の2.6倍化計画、増設による住民被害までも、土田地区に降り注ぐつもりでしょうか。 ボイラー増設計画は、可児市との公害防止協定の改善、補強を結んでから行うのが当然でしょう。
地域と共生をめざす企業なら、第一ボイラーの被害を解決してから第二ボイラーを検討すべきです。 日本共産党の伊藤けんじは住民の健康と暮らしを守る立場を貫きます。

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