日本共産党可児市議団
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議会報告

可児市議会の解散決議案 否決2018-9議会

可児市議会の解散に関する決議 案が動議で提出

突如、「可児市議会の解散に関する決議」が 出され、否決される!

 同じ最終日の最後に、天羽良明議員から「可児市議会の解散に関する決議」が提案されました。
 理由は、@市長選と市議選を同日選挙にすると1700万円の経費節減になる、A自治連絡協議会から可児市議会の自主解散と市長選との同日選挙の要望が出ている、B同日選挙により投票率の向上が期待できるというものです。

 市議会として解散しなければならないような落ち度や欠陥は何もありません。
突然の動議の提案とその賛同者が、川上前議長、可児慶志元議長、酒井正司元議長の3名というのも大変残念なことでした。

 多くの議員が提案内容への質疑をおこない、議会運営上の問題、議員の品性にかかる問題や脱法行為などはないことが明確となりました。

 つまるところ、市長選挙と市議選を同日で実施させるためにだけ、市議会の自主解散を何度でも提出する考え方には、批判が相次ぎました。

 討論にあたり、日本共産党可児市議団を代表し伊藤けんじ市議が議案に、反対の討論を行いました。この後、議案に賛成の討論はなく、続いて山根議員、高木議員から反対の討論が行われました。

 採決の結果は、議員全員出席のもと、賛成6名、反対が多数となり、本議案は否決されました。
 
(以下は、伊藤けんじ議員の発言内容の要旨です。詳しくは、第4回可児市議会定例会会議録、「9月27日 発議第1号について」をご覧ください。)

提出議案には、何の合理的な理由も、そうせねばならない必然性もありません。何よりも、市民への4年間の奮闘を誓い公約の実現に努力する議員任期を中断してまで議会解散をする大義・正当性がないことです。地方議会議員の最終的権能=議会解散決議権をもてあそんではなりません。るる指摘した3つの理由で、この自主解散決議案には反対です。

 

 

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